Team

女性の頭部の3Dデータ作成から行い、無垢材（メープル材）を３D切削しています。髪にあたる領域はプリザーブドフラワーで構成しています。
木目が生む多様な「表情」と、人間の心が持つ「表裏／多面性」を重ね合わせたスタジオ香悦の新作です。
強い造形の背後には、3Dデータ運用からCNC切削、仕上げ、花材の構成まで一貫して行う八槻木工所の技術基盤があります。

華道の流派に基づく美意識
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木工職人の手仕事

千家古流正派 華道教授資格と、プリザーブドフラワー講師資格を持つ社内スタッフが、木と花の対話を導くように構成を手がけ、一方で八槻木工所の木工技術によって、素材そのものの表情を生かした製品として形にしていきます。

使用する木材は、家具製品では扱いにくいとされる個性的な端材や不規則なかたちの素材。完璧な再現性はなくとも、それぞれの一点に込められた構成思想と用途設計は一貫しています。

また、インテリア雑貨メーカーで長年にわたりプロダクトデザインとマーケティングの実務経験を持つスタッフも社内に在籍。商標登録実務や色彩設計、中小企業診断士としての視点を持ち、製品開発を「ものづくり」だけで終わらせず、「市場価値」や「ブランド展開」まで見据えて進めています。

こうした複合的な視点を持つ社内体制により、香悦の製品は単なるアート作品ではなく、お客様の目的や空間課題に応える「一点物の製品」として提供されています。